物語のある家づくり 第7回

希望を叶える工夫が詰まった
明るく開放的な二世帯住宅

Y様邸(郡上市)

薪ストーブのある二世帯住宅_立地

「図面の段階で駐車スペースに愛車のミニを描いてくれるなど、細やかな演出に心を持っていかれました」と語るY様に、家づくりのエピソードを語っていただきました。

長い間、検討を重ねた家づくり

郡上市の中央を涜れる吉田川沿い。間口が狭く奥に深い、地域特有な造りの家屋が建ち並ぶ一角にあるのがY様邸です。

薪ストーブのある二世帯住宅_外観

地元を離れ、関市の中学校で美術を教えていた頃から、「いつか実家を建て替えて、両親と一緒に暮らしたいと思っていました」と語るご主人。将来の家づくりに備え、いろいろな工務店やハウスメーカーから資料を取り寄せて、少しずつイメージを膨らませていたそうです。

薪ストーブのある二世帯住宅_薪

同じく教員を務める奥様とともに、郡上市の学校へ赴任することが決まってから、Y様ご夫妻の家づくりは本格的に動き出しました。

薪ストーブのある二世帯住宅_光の通る吹き抜け

「最初は宮部建設ではないところに依頼しましたが、何だかしっくりこなくて」と、ご主人はその頃を振り返ります。「こうしたい」と要望を伝えるたびにプランは変わるけれど、その分、予算も膨れ上がっていく…。「このままでいいのかという迷いもあり、思い切っててやめることにしました」。

薪ストーブのある二世帯住宅_施主様

この先、どうしようかと考えた時、ふと頭に浮かんだのが、一番はじめに資料請求をした宮部建設だったそう。「モデルルームを見学して、社長と話しました。私たちの話をしっかりと聞き、相談にのってくれる…。それだけで気持ちがすっきりして、救われた気がしましたね」。

薪ストーブのある二世帯住宅_リビング階段

明るく開放感のある家にしたい

住宅が寄り添うように隣接するY様邸の敷地は、関口が約11m、奥行きは約20m。南北に細長く、奥に進むにつれて幅が狭くなる変型地で、陽あたりと風通しがデメリットでした。

薪ストーブのある二世帯住宅_リビング

「以前の家は居間が暗くて寒く、冬は家の中でもアウターが必要なほどだったんです」と麻衣子さん。「そういったことを解消しつつ、子供と両親を合わせた家族6人がゆったり過ごせる家にしたいというのが一番にありました」とご主人。

薪ストーブのある二世帯住宅_リビング

最初に依頼した工務店からは、リビングを表側に配置して明るさを実現するプランを提案されましたが、家の前は通学路で車の交通量も多く、音や視線が気になるのがネックだったそう。そのことを話しつつ、「リビングは明るく広く」、「食品庫が欲しい」、「収納はたっぷり」、「2階にもトイレと洗面を」、「狭くてもいいから仕事部屋を造りたい」、「リビングの床材は濃い色に」など、細かな希望もすべて伝えていきました。

薪ストーブのある二世帯住宅_中庭

「初回に出てきたプランがほぼ現在の形で、見た時に感動しました。敷地の中央に中庭を設けることで陽あたりの問題を解消しつつ、視界もいい。完成見学会などで見た住宅とプランを照らし合わせ、『Y様の家のリビングも◯◯で見た家くらいですよ』と説明してくれ、具体的にイメージできたのもよかったです」。

薪ストーブのある二世帯住宅_チーク材フローリング

暮らし方を考慮した家づくり

個室は寝るためだけと考え、みんなが集うリビングダイニングを重視するスタイルで家づくりを進めたY様ご夫妻。細かな設えの参考にと、依頼後も住宅見学会へ。そこで見たチークの床を奥様が気に入り、すべてカバザクラにする予定だった床を変更することにしました。

薪ストーブのある二世帯住宅_こども部屋

「値段が高くなるので悩んでいたら、メインで使う1階だけチークに変えるのはどうかと、提案してくれたんです。2 階はカバザクラでも、すごくいい木を使っているから、さらさらとして気持ちいいですよと言われ、安心できました」。

薪ストーブのある二世帯住宅_リビングルーム

建具も同じように1階はグレードを上げ、寝室、子供部屋、仕事部屋を集めたプライベートスペースの2階は予算をかけない方針に。「薪ストーブを入れたい」というご主人の夢も反映し、屋根まで伸びる煙突とLDKの吹き抜け空間が印象的な二世帯住宅が完成しました。

薪ストーブのある二世帯住宅_和室

「仏壇を置くための6畳の和室とリビングダイニングが一続きになった斬新な間取りで、中庭とも一体感があり、とても気に入っています」。

薪ストーブのある二世帯住宅_中庭

心から満足できる家にするため

「家づくりを振り返ると、宮部さんがどんなことも真撃に受け止め、何とかしようと考えてくれたので、些細なことでもすべて言った方がいいと思えました。実は外壁がそうで…」とお二人。正面は塗り壁、横はコストを抑えるために化粧サイディングに決めたものの、実際に施工しているのを見て、「ちょっとな」と感じたそう。

薪ストーブのある二世帯住宅_外壁

この段階で言いにくいと思いつつ、悔いを残さないため、ありのままを伝えることにしたY様ご夫妻。「宮部さんは、すべて塗り壁にした場合の概算とともに、『一旦作業を止めますね』と言って、考える時聞をくれました。後日、『塗り壁に変えたい』ど伝えたら、隣家と重なっている部分は化粧サイディングのまま、見える部分だけを塗り墜にしてコストアップを最小限に抑える案を提示してくれたんです。最後まで無理を言いましたが、嫌な顔ひとつせず対応してくれたことに感謝しています」。

薪ストーブのある二世帯住宅_施主様

3回建てないと満足できる家にならないと、よく聞くもの。しかし、ご夫妻は「本当に不満がなく、まさに理想の家です」と、笑顔で語ってくれました。

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