愛知県江南市・K様邸

Works #5

新築

「設計する人と直接話しながら家づくりを進めていきたい」そんな想いから、建築士と距離が近い弊社を選んだK様。理想の住まいのイメージについて、ご主人は「四季を感じられる平屋」。それに対して奥様は「お洒落で落ち着いた家」、そして「主人の意見を反映すると和の住宅になるけれど、昔ながらの感じではなく、今っぽいテイストがいいなと思います」というご希望でした。

一体感のある住まいをテーマに、家自体は小さくても空間は大きくしたかったというご主人。一続きに広がるキッチンとたたみリビングに、寝室、書斎、ランドリースペース、大容量の収納とウォークインクローゼットなどを備えた延床面積33坪、平屋のような2階建てが完成。窓を開け放っても、外からの視線が気にならず、東西南北に四季折々の風が抜けるなど、自然の心地よさも特徴的な木の住まいで、これから何十年と快適な日々を過ごされることでしょう。

  • 所在地:愛知県江南市
  • 延べ床面積:109.31m²
  • 竣工日:2016年08月

平屋のような2階建ての住まい。南向に向かって出窓が並ぶコの字型のレイアウト。南面と西面には本物の焼杉板の外壁を縦貼りに採用。

流行を追わず住み心地の良さを追求した外観。低いシルエットが安定感をもたらしています。たたみリビングのある南面には引き違いサッシが2組み並ぶ出窓を設けました。

使い勝手を考慮し玄関の軒は深めに設けています。軒天に貼られた本物の木も温かい印象を与えてくれます。

劣化していく外壁サイディングは使用したくなかったというご主人。素材の質感を味わえ経年変化で建築美を増す外壁をとご提案したのが今回採用した焼杉板でした。

4メーターの天井高で開放的なたたみリビング。全体には勾配天井のなか、キッチンダイニングと玄関部分のみ水平天井を造作しました。

必要最低限で構わないと大きさを決めた寝室は6帖。三方向に窓を設けて明るく風通しの良いスペースにしました。

当初から奥様に強いご要望であった家事室兼室内物干しスペース。南向きでとても気持ちが良い3.5帖の空間を設けました。

「四季を感じる住まいに」というご主人のご要望や、小さいながらも空間の拡がりをもたせる目的に、玄関ホールの隣には外部の中庭を設け落葉樹を配置。

収納を兼ねた立ち上がりカウンターで手元を隠すキッチン。

「のんびり寛ぐにはたたみが一番。冬には炬燵も楽しみたい」というご要望から生まれた「たたみリビング」。たたみ部分は床から250㎜高い小上がりとなっており、ちょっとした腰掛けの代わりにもなります。

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