愛車FL5と暮らす。シビックType Rを望む、至高のビルトインガレージハウス(各務原市)
Works #18
始まりは、1枚のシャッターがゆっくりと上がる瞬間。
漆黒のガレージの奥から姿を現すのは、純白のボディに赤いエンブレムが映える、オーナー様の相棒「シビックType R(FL5)」。
今回ご紹介するのは、車を単なる「移動手段」としてではなく、「人生を共にする家族」として迎えるためにデザインされた、究極のビルトインガレージハウスです。
ガレージから一歩室内へ入れば、そこには愛車を常に感じ、眺めながら暮らせる、こだわり抜いた贅沢な空間が広がっています。
1.リビングは、愛車を眺めるための特等席

この住まいの最大の見どころは、「LDKとガレージ」「LDKと中庭」を緩やかにつなぐ大きなガラス窓です。
ソファに深く腰掛けたとき、ふと目をやれば、美しいガレージの照明に照らされた愛車がそこにたたずんでいる。まるで、リビングに一枚の動くアートが飾られているかのような非日常感をもたらします。
また、プライバシーを守るため設計コンセプトは「外に閉じる」プランニングを実施。
リビング吹き抜け空間の10帖に中庭の6帖を組み合わせ、2階部分まで繋がる大きなガラス窓を配することで床面積以上の空間の広がりを創り出しています。LDKから青空を眺めることができるのに、外部からの視線はまったく気にならない。とっても贅沢なプランニングのカタチと言えますので、ぜひ参考になさってください。
さらに、階段をスケルトンデザインにすることで、視線を遮ることなく、空間全体の広がりとガレージへの視認性を極限まで高めました。毎回美しい手仕事でお客様や私たちを喜ばせてくれる鉄工所。その腕利きの職人さんが作るオンリーワンのスケルトン階段です。
2.車好きの遊び心を刺激する、秘密基地のようなガレージ空間

ガレージの内部は、愛車を引き立たせるためにあえてダークトーンで統一。天井に配されたスタイリッシュなダウンライト照明が、マシンの美しいボディラインをドラマチックに浮かび上がらせます。
雨の日でも濡れずに愛車のメンテナンスができ、道具の手入れやカスタマイズに没頭できる。まさに、大人の男の遊び心をくすぐる「秘密基地」そのものです。
【ガレージ部分データ】
間口は、3,640mm。シャッターは、リクシル社製のガレージシャッターを採用。
奥行きは、6,370mm。+収納スペースとして700mmの奥行き。
天井高は、2,250mm。ガレージ上部のロフトとの兼ね合いもあり。

さらに、ガレージ内部に配置されたスケルトン階段を昇れば、そこにはご主人専用の特別な空間(3帖)が現れます。新築住宅を建てた際の一般的な後悔として、「ご主人のスペース、居場所、趣味物を置く場がない。」という声は意外とかき消されています。これは、奥様のキッチン、家事動線、収納スペースの優先度が高いからであり、コスト削減においてご主人専用の場という要望は「贅沢な部類」となり、実現可能性が低い結果となっているのでしょう。
しかし、これまでの私たちの経験からすると、せめて1帖でもいいので、ご主人専用の場を設けることを強くお勧めします。男の趣味を表現できる場は、人生100年時代において豊かな暮らしを送る重要なテーマです。
3.ガレージだけじゃない、快適な暮らしを整える設計の工夫

📍吹き抜けリビングの隣に設けた6帖の中庭空間
外部の視線を遮る外壁塀を設けプライバシーを確保しています。室内における視線の抜けや太陽光の取り込みといった設計的な暮らしやすさを得ることが1次的な目的ですが、洗濯物を干すことは勿論のこと、お子さまの遊び場、休日のBBQなど色々と楽しむことができます。

📍「カップボード」と「冷蔵庫」はパントリーの中へ
3.7帖あるパントリー空間。キッチンダイニングを一体型(下写真参照)にしたことで、ゴチャゴチャした空間になることを避ける目的で、通常であればキッチンの背面となるカップボード、その傍に置く冷蔵庫をパントリーの中に配置しました。これによりキッチンダイニング空間はスッキリと収まり、パントリーと冷蔵庫、カップボードが同じ場になることで家事動線効率も向上しています。

📍キッチンとダイニングテーブルを合体!
憧れのガレージハウスを建築する。叶えたい要望を全て満たすには当然予算も膨らみます。数ある要望に優先順位を設け、「やること」「やらないこと」「割り切ること」を明確にすることで、コンセプトの効いた個性的なプランニングを行う準備が整います。今回、オーナー様の大きな割り切りは「ダイニングスペースを無くすこと」でした。壁付けのI型システムキッチンにオーダーの造作家具で半円状のダイニングテーブルを制作し合体。
通常のダイニングスペースは約6帖の広さが必要となりますので、3坪の床面積を削減したことになります。
自社設計で本当に自由設計。ご依頼主様の仔細なご要望にお応えする家づくりがイエイエ宮部建設のモットーです。

📍おしゃれなスケルトン階段
LDKから中庭へと空間の繋がりを大切にしている本物件において、2階へ上がる階段の姿もそれに沿ったものでなければなりません。空間を遮らず視線の抜けるスケルトン階段は、職人さんが手作りで制作したものです。
また、スケルトン階段の奥に見えるのは、テレワーク用に設けた3帖の畳スペースとファミリークローゼット(写真の右手奥)。窓際のカウンター下は堀こたつ風になっており足を伸ばすことができます。
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4.この大空間と大開口を支える、構造計算による安心感

今回の物件は、ガレージが車1台分ということもあり、SE構法ではなく在来工法で構造計算を実施し「耐震等級3」を取得しています。併せて、国の子育てグリーン住宅支援事業の採択による補助金を得ることができました。
ご依頼主様のご要望、ご予算など、条件に応じた木構造のご提案を行なっています。SE構法の高い信頼性は周知の事実ですが、「命を守る住まい」であることを大前提に複数の選択肢をご提案させていただきます。
5.これから家づくりを始めるあなたへ

「好きなものに囲まれて暮らす」
それは、毎日の何気ない瞬間を、特別な時間へと格上げしてくれるということ。
車を愛するオーナー様のこだわりと、私たちが培ってきた技術が融合して生まれた、世界にたったひとつのガレージハウス。
イエイエ宮部建設は、これからもあなたの「好き」をとことんカタチにする、ライフストーリーに寄り添う家づくりをお届けします。
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