
岐阜市・M様邸
Works #3

縦ハゼ葺きの黒ガルバリウムに白色のジョリパット塗り仕上げ。そしてレッドシダーの木張りを組み合わせた印象的な外観。

室内の壁は飽きのこない白色をベースに、壁の一部は色を変えて遊んでみたり、リビング階段をアイアンと木の組み合わせにしたりと質感やバランスにこだわるご主人のアイディアが詰まっています。

白、黒、木色を基調としたLDK空間には、深みと透明感のある有機ガラス系人造大理石カウンターのキッチンを採用。

60インチの液晶TVよりも幅広いテレビボードはご主人の自作。角を落としアールが効いたまっ白なテレビボードは世界にこれだけの一点もの。

リビングの天井には300㎜の厚みがある、SE構法の梁を並べてあらわしに。一般在来の家ではまず見ることができない梁材の迫力に圧倒されます。

キッチンの足元には、水汚れを気にして無垢材ではなくタイルを敷き詰めました。一見すると冷たそうなイメージですが、28mmの合板の上に敷いてあるので冬場でもさほど冷たくなることはありません。

トイレスペースも、キッチンの足元同様にタイル張り。一部正面の壁も立ち上がりまでタイルを採用。お手入れのしやすさとリゾートホテルのようなデザインを両立。

浴室を2階に設けることで、脱衣、洗濯、乾燥、収納といった一連の流れを家事動線上に。

ガルバリウム鋼板の無機質な表情を和らげる効果もある、相性のいいレッドシダー。

建物と花ブロックの間にはご主人が芝生を敷き詰められました。ワークショップでの学びが活かされとても綺麗に仕上がっています。