愛知県 江南市・K様邸

Works #2

新築

ご実家の東にあった畑を農地転用するところから家づくりがスタート。将来的には大型犬と一緒に暮らせる平屋を望まれていたことから、中庭コートのある平屋のプランで計画を進めることからスタートしました。

ご主人からのご要望は、部屋の中に居るのか外に居るのか分からないような内と外が繋がる土間のイメージと平屋ならではの天井高を活用した変化のある間取。また、奥様からは、可能な限り物を置かずシンプルに暮らしをご要望いただきました。

北棟と南棟が廊下で繋がるコの字型の平屋は、最新の床下エアコンであるパッシブ冷暖も備えて年中快適に過ごせる超贅沢な住いとなりました。

  • 所在地:愛知県 江南市
  • 延べ床面積:117.8m²
  • 耐震等級:3級
  • 竣工日:2019年07月

内と外が繋がるように見せるため、窓を介して軒と土間タイルが水平に繋がるように。また、左右の外壁も室内に入り込んでいるかのように、仕上がりと収まりを検討しました。

部屋の真ん中を通る梁には、ソファ代わりのハンモックチェアを。

リビングダイニングの床材は、OB様のお住まい訪問で一目惚れしたチーク材を採用。土間と勾配天井部分には杉板を採用。照明を少なくし、あえてうす暗い空間としたリビングダイニングに灯る照明が素材を美しく映し出してくれます。

リビングダイニングの勾配天井高は4.5mと、平屋ならではの開放的な空間を作り出しています。

外壁は将来的なメンテナンス性を考慮してガルバリウム鋼板を全体的に採用。ただし、エントランスの回りは塗り壁仕上げにすることで、金属素材にはない温もりをプラスしています。

窓まわりをスッキリさせたいという理由で、リビングダイニングの南面に並ぶ窓にはカーテンを取り付けませんでした。それにより、視線が遠くまで伸びて、床面積以上の広さを感じるたいへん開放的な空間になりました。

こだわりのキッチンは、トーヨーキッチンのINOの表面化粧材をオールステンレスにする仕様に。前列にシンク、後列にコンロという2列タイプのレイアウトです。

南の土間に向いた洗面化粧室。天板カウンターとナラ材の収納棚は大工さんで設置。ヴェネツィアンモザイクタイルの輝きが日々の疲れを癒してくれるスペースです。

リビングの北奥にちょこっと入り込んだ趣味部屋。天井高を敢えて低く設定して、洞窟の中にいるような雰囲気を作り出しました。

床面積としては4.5帖しかないお子さま部屋ですが、幅3m×奥行き1.3mほどのロフトスペースを設けることで第2の居場所を作り出しています。

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