物語のある家づくり
Stories
自由度の高い工務店を選び、家づくりを楽しむ
家を建てた友人たちから、「ハウスメーカーは選択肢が決められていて、自由に選べなかった」などの話を聞くうち「家をつくるなら絶対に工務店」という思いが高まっていったというWさん夫妻。
住宅好きの友人がSNSで「いいね!」したモデルハウスに惹かれ、岐阜へ行く用事のついでに立ち寄ったのが、宮部建設との出会いでした。
「SE構法を採用したモデルハウスも素敵でしたが、対応してくれた宮部さんがいい意味で社長っぽくないところが良くて(笑)」と奥さま。
開放感あふれる平屋がいいなどの大まかな要望を伝え、家を建てる予定の土地も見てもらい、ひとまず見積もり等を依頼することにしました。
「提案いただいた間取り図を見て、ここだと直感しました。私たちがイメージしやすいように模型やパースまで作成していただき、ここなら安心して家づくりを託せると思えましたね」。
予算を抑えるために微調整はしたものの、初回の提案ほぼそのままの間取りでW邸の家づくりが本格的に動き出しました。
理想の暮らしを叶える空間づかいと家事ラク動線
依頼後も宮部建設が手がけた住まいの完成見学会には積極的に参加し、いいなと思ったものを自分たちの家づくりにも取り入れたというWさん。
構造と性能については建築関係の仕事をするご主人、それ以外は奥さまの「好き」を反映するスタイルで理想の暮らしを形にしていきました。
「開放的な空間で四季を楽しみたいというのが一番のこだわりでした。折戸の窓は、見学した『郡上の家』を参考にしたものです」と奥さま。
フルオープンにすれば、14畳のウッドデッキと25畳のリビングダイニングがひと続きに。四季折々の風も抜け、隣接の雑木林を眺めながら心地よく過ごせます。
「玄関とリビングは広く」というご主人の要望を反映し、玄関に6畳分のスペースを確保したのもW邸の特徴です。
「子どもたちは、自分の部屋より玄関の方が広いなんて知りません(笑)。4.5畳の個室と廊下をつなげて広く見えるようにしたので圧迫感がないんです」とのこと。
玄関からリビングへとつながる通路の他に、キッチンからも直接、出入りできるルートをつくったのは「家事が楽になるから」という建築士のアイデアです。
「生活感が出る冷蔵庫は見えない方がいいと言ったら、パントリーの中にスペースを設けてくれました」とうれしそうに話す奥さま。パントリーの先には勝手口があり、買い物から帰宅後、食材を冷蔵庫に入れるまでの動作もスムーズです。
見えない部分もこだわりを詰め込んでいく
好きなものに囲まれて暮らしたかった奥さまは、クロス選びだけでも5回ほどショールームへ見に行き、大阪などからサンプルも取り寄せました。
「クローゼットの中など、見えない部分もこだわりたかったので面ごとに変えました。リビングや和室に取り入れた漆喰調の壁紙も各部屋で微妙に色が違うんですよ」と奥さま。家全体で20〜25種類のクロスを使っているそう。
天井は木目が美しいスギ板、床材はリビングがチーク、トイレと廊下はオーク、洗面所は水に強いナラの木に。床に合わせ、建具は裏表の木材を変えて統一感を出しています。造り付けの家具や収納は、好きな木の風合いを建築士に伝えて探してもらいました。
他にも、アイランドキッチンの下にホットプレートやファンヒーター用のコンセントをつくったり。テレビとDVDデッキが壁と一体化するように造作し、配線を隠したり。細かな配慮が至る所に散りばめられています。
実は大工も奥さまの指名。「宮部建設のホームぺージやブログを見て、この人にやって欲しいと思ったんです。大工さんまで指名する人は初めてと言われました(笑)」。
夏は涼しく、冬はぽかぽかと快適な平屋の暮らし
W邸は、リビングダイニングのスペースを優先し、個室は必要最低限の広さにした4LDK の平屋。愛着を持って長く暮らすことを考え、木の構造体が美しいSE構法を取り入れています。耐震等級は最高等級3を取得した長期優良住宅です。
「家づくりを振り返ると、ワガママもたくさん聞いてもらったけれど、よくないことはハッキリと言ってくれたので、気持ちよくできました」とWさん。
一番のお気に入りは、どの部屋にいても誰がどこで何をしているのかがわかることだそう。
「風が吹き抜けるので、夏は涼しくてエアコンを使う回数が減りました。冬は太陽のぬくもりで家中がぽかぽかです」。
新居完成後に迎え入れた大型犬とともに、開放感あふれる平屋での暮らしを満喫しています。
地震に強いSE構法と高気密高断熱
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