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耐震シェルターのご紹介 家全体ではなく人の命を守る最低限の備え

2024.04.10 お知らせ
能登半島地震 NHKニュースの画像を引用
(NHKニュース画像を引用 能登半島地震)

地震や台風などの自然災害が多い日本では、住宅の安全性は人命を守るために必要最低限なことと言えます。
「もしも今、大きな地震が起こったらこの家は倒壊するかもしれない」
巨大地震への備えをしなければいけないと考えながらも、耐震補強工事などの実行に移せないケースが目立ちます。先に起きた能登半島地震の地域においても、このことは例外ではありませんでした。

「耐震診断」「耐震補強工事」
私たちイエイエにも、過去からこうした依頼は数多くあります。しかし、そのご相談のなかで実際に耐震補強工事を行うケースはごくわずか。その理由として挙げられるのは、やはり高額なコストが大きな原因と言えるでしょう。

「旧耐震」「新耐震」
建築基準法は、1950年に制定され耐震基準は1971年と1981年、2000年に大きな改正が行われています。
このうち、1981年5月31日までに確認申請を受けた建物は「旧耐震」と呼び、1981年6月1日以降の確認申請を受けた建物は「新耐震」と呼ばれています。

2016年に発生した熊本地震では、この「新耐震」基準である住宅も倒壊しているので、現状「旧耐震」「新耐震」ともに巨大地震が発生した際にはその安全性が疑われるところですが、今回の耐震補強工事を行う住宅としては、築40年以上が経過しているケースが一般的な事例と言えるでしょう。
築40年以上が経過した住宅。あと10年、15年なんとか保ってくれればと住んでいる家屋に、1,000万円以上の耐震補強工事を行う現実味のなさが、皆さまが思っている本音ではないでしょうか。

しかし、だからといってその状態を放っておき、人の命を危険に晒し続けることを私たちは受け入れなければいけないのでしょうか。そんなことはありません。
耐震補強工事のような大掛かりな工事を行うのではなく、いつもの居場所だけを頑丈なシェルターで覆い命を守るという、実行しやすい規模での解決方法が存在します。

木質耐震シェルター リビングに設置した様子
耐震シェルターをリビングに設置した様子

「リビングや寝室など、いつもの居場所をシェルターで守る」

ご家族がいつも居るリビングや主寝室など、地震が起きた際に建物の倒壊から命を守るための耐震シェルター。建物全体の耐震性を高めて地震に備えるという耐震補強工事とは異なり、いつもの居場所のみを地震から守るという発想の商品。

 築40年以上が経過した耐震性の低い家屋。将来的にも残り10年、15年ほど暮らせればよいという状況。1,000万円以上の耐震改修工事ではなく、約200万円から始められる命を守る行動。約7トンの荷重に耐えられる木質耐震フレームをお部屋のなかに設置します。

「お部屋の広さに応じた3つのタイプをご準備」

木質耐震シェルター 3つのタイプ 4.5畳タイプ 6畳タイプ 8畳タイプ
Screenshot

・木質耐震シェルター 4.5畳タイプ(2,730mm×2,730mm)

・木質耐震シェルター 6畳タイプ (3,640mm×3,640mm)

・木質耐震シェルター 8畳タイプ (3,640mm×3,640mm)

※そのほかのサイズに関しても、オーダー対応が可能です。お気軽にお問い合わせください。
設置できるお部屋は2階建て以下の木造住宅の1階部分となります。

木質耐震シェルターを6畳の和室に設置した様子 施工後
和室に6畳用の耐震シェルターを設置した様子(施工後床をフローリング貼りに変更)

7トンまでの荷重に耐えられる性能(実大実験により検証)

木質耐震シェルター 7トンの荷重に耐えられる性能を有す
近畿大学建築学部建築学科村上研究室と株式会社エヌ・シー・エヌとの共同実大実験

日本初の木造ラーメンフレームで耐震シェルターを実現した「木質耐震シェルター70K」。近畿大学との共同実験により、最大荷重10トンにも耐えられることが確認できており、実際の住宅に設置した状況下においては、少なくとも70KN(7トン)までの荷重に耐えられる性能を有しています。

設置事例のご紹介

木質耐震シェルター施工実例 大分県豊後高田市フルーツネード専門店「ムーンサン」様 施工後の様子①
大分県豊後高田市フルーツネード専門店「ムーンサン」
木質耐震シェルター施工実例 大分県豊後高田市ムーンサン様 施工後の様子②
約20年空き家だった古民家を改修。木質耐震シェルターの実例
木質耐震シェルター施工実例 店舗土間に木質耐震シェルター70Kを設置した様子③
店舗の土間部分に木質耐震シェルター70Kを設置した様子

耐震シェルターを設置した際のシミュレーション動画

「補助金について」

◆岐阜県関市
【木造住宅耐震シェルター設置補助】
関市では、地震による住宅の倒壊から居住者の生命を守るため、耐震シェルターを設置する費用の一部を補助しています。

【補助金の額】
対象経費の3分の2の額(上限30万円)

詳しくはこちらをご覧ください。公式サイト>>

◆岐阜県岐阜市
【岐阜市耐震シェルター等設置事業】
令和6年6月3日から受付開始予定。令和6年度は、耐震シェルターなどの設置補助予定件数を8件に拡大して実施するとのこと。

この事業は、地震時に迅速な自力避難が困難である高齢者などの方々の生命の安全を確保すると共に、防災意識の向上を啓発することを目的として、岐阜市内に在する木造住宅の1階にシェルターまたは防災ベッドを設置する費用の一部を補助するもの。


【補助金の額】

10分の9(上限27万円)

詳しくはこちらをご覧ください。公式サイト>>

岐阜市 対象となる耐震シェルター・防災ベッド Webサイトより引用
対象となる耐震シェルター・防災ベッド

岐阜市のWebサイトにも、私たちイエイエが取り扱う「木質耐震シェルター70K」がしっかりと明記されています。(黄色マーカー部分)
岐阜市ならびに関市においても、木質耐震シェルター70Kは耐震シェルター補助金の対象商品です。担当の者から補助金などのご説明もしっかりと行いますのでご安心ください。

私たちイエイエ/宮部建設は、新築の耐震性を高めることは勿論のこと、既存住宅の耐震化を図り、地域の皆さまに安全と安心をお届けすることを使命だと考えています。
地震大国の日本において、いつ何時巨大地震に襲われる化わかりません。大切な人の命を守るため、新築住宅も既存住宅も分け隔てがあってはなりません。

そうした考えのもと、私たちイエイエは、一般社団法人耐震住宅100%実行委員会に加盟し、ここ数年に亘り理事を務めさせて頂いております。

私たちが新築住宅に積極的に採用してきた「SE構法」を元に開発された「木質耐震シェルター70K」は、安全性、コスト、施工性、工事日程において非常にバランスの優れた木質耐震シェルターといえます。

現状、能登半島地震後から全国の自治体や建設会社様より多くの問い合わせを頂いている状況です。

本商品に関して気になる方や、詳しいことを知りたい方は、お気軽にご相談ください。

◆一般社団法人耐震住宅100%実行委員会
公式ウェブサイトはこちらから>>

◆過去ブログ
関東大震災から100年・首都圏に存在する新たな火種【主催】耐震住宅100%実行委員会

◆お問い合わせ先
お問い合わせフォームへのご記入から>>

地震に強いSE構法と高気密高断熱の暖かい家
重量木骨の家ブランド
詳しくはこちらから>>

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