ミヤベブログ

Blog

【SDGs】未来に残したい原風景 脱炭素社会に向けての取り組み

関市 長良川 原風景 イエイエ 注文住宅 脱炭素社会に向けての取り組みイメージ①

関市下有知の本社から西へ10分ほど歩くと、清流長良川に辿り着きます。どうでしょう、小瀬鵜飼を行っている場から約1キロ上流になります。写真のように美しい夕景に出会えることもありますし、対岸の新緑を眺めながら川のせせらぎに心癒されることもしばしば。

幼少期には、父親に毛針の釣りを教わったり、小中学生時にはモリを片手に魚を追いかけたり、テトラポットから飛び込んだりと思い出のいっぱい詰まった宝箱のような場所。今でもぶらっと立ち寄っては、奥行きのある綺麗な景色の中で深呼吸をするといった私のパワースポット。

ここ近年では、東海北陸自動車道の道路橋が架りとても残念な想いでしたが、人工物の存在感は最小限に抑えられ、交通の利便性においては地域の皆さまに還元できているのではと納得しています。

長良川の他にも、ザリガニを捕まえに行った泥沼。サンダルを無くして親にこっぴどく叱られました。満開のレンゲ畑で大の字になって見上げた青空。水田に流れ込む用水路の水の冷たさ。夕立が過ぎ去った後のアスファルトの匂い。などなど、ガンプラやキン消し、ファミコンで大いに遊んだ世代ですが、今思い返すと不思議なもので自然に触れた感触や匂いや情景を思い出します。

さて、そんな私の原風景ですが、「未来の子供たちにも残してあげたい」とここ最近強く考えるようになりました。

とはいうものの、いち地域工務店としてできる範囲のことですので大きなことはできません。直接的に繋がらなくても、循環していくことを前提に取り組みを進めます。

まずは、SE構法において県産材を積極的に活用していきます。

これまで、通常SE構法の構造材は欧州赤松など輸入材を用い集成材を製造していましたが、今回独自のイエイエ専用ルートとなる、東濃産ヒノキで製造した集成材を用いることといたしました。

遠く海外で育った木ではなく、地元で育った木で家を建てる。すごく当たり前のことなのですが、特にコスト面の影響が大きく業界としてこれまでは輸入材に頼ってきました。また、構造計算を行い金物で緊結するSE構法では無垢材ではなく集成材を用いることから、県産材での集成材製造というハードルもありました。

そうしたなか、セブン工業様のご協力も賜ることで県産材を活用したSE構法の道が拓けましたので、地域循環型の木造住宅と地震に強く資産価値の保てるSE構法の木造住宅。この両者が成立したサステナブルな住まいを展開していくことで、山も川も海も、そして未来の子供たちにも宝物を残していけるのではと考えています。

地域工務店として、脱炭素社会を目指すなかで取り組んでいけること。その取り組みが地域にしっかりと還元され、住民の皆さまが体感できること。そして、この活動が地域の自然環境保全に着実に繋がること。

全国に先駆け、地元県産材を活用したSE構法での住宅供給。はじめました。

ぜひ皆さま、ご支援のほどよろしくお願い申しげます。

脱炭素社会に向けた取り組み SE構法 東濃産ヒノキ イエイエ 全国初の試み SDGsイメージ②

◆SDGs 17の目標から、イエイエが県産材を活用することで貢献できること。

・11 住み続けられるまちづくりを
・12 つくる責任つかう責任
・13 気候変動に具体的な対策を
・14 海の豊かさを守ろう
・15 陸の豊かさを守ろう

 

・前回ブログ参照

【岐阜県】新築住宅に最大92万円の補助金(脱炭素社会ぎふモデル住宅普及事業)

地震に強いSE構法と高気密高断熱の暖かい家

重量木骨の家ブランド

詳しくはこちらから>>

ずっと、もっと、すきになる。

イエイエ

住まいの実例

Works

0120-88-0569 受付時間 10:00 - 18:00(年末年始除く) 家づくり相談・お問い合わせ