【関市】補助金を活用した窓断熱リフォーム実例をご紹介

2024.01.03 日記・つぶやき補助金 written by 宮部英門

昨年末、夏に施工させて頂いたリフォームの補助金が入金されました。
事前に事務局より、先進的窓リノベ事業補助金振込(予定）のお知らせが届いています。

補助金振込予定額は、705,000円。

2023年、経産省と環境省が連携して行った補助金事業。
「先進的窓リノベ事業」

今回のリフォーム実例は、築十数年の戸建て住宅における開口部(窓）を断熱化するもので、全部で16箇所の既設窓に高性能内窓を設置いたしました。下記写真にて一部をご紹介いたします。

上写真、トイレ北側の窓に内窓を設置。

上写真、浴室北側の窓に内窓を設置。

上写真、リビング南側の掃き出し窓に内窓を設置。

上写真、キッチン南側の中窓に内窓を設置。

上写真、2階お子様部屋北側の中窓に内窓を設置。

玄関を入ったエントランスの小窓からトイレの小窓、浴室の窓。リビングの掃き出し窓から2階の掃き出し窓や中窓など。

既設のお住まいは壁面積の割に開口部(窓）面積が大きいため、夏は外部の熱を室内に取り入れ暑く、冬は室内の暖気を外へ逃し暖房を強くしてもなかなか暖まらない。そんな厳しい室内環境でした。しかも、結露にもたいへん悩まれていらっしゃいましたので、今回の補助金を活用した窓断熱リフォームをご提案させて頂いた経緯があります。

窓16箇所の内窓を設置する費用は、施工費込みで約130万円(消費税込み）。施工は1日で完了。
そのうち補助金の戻りが約70万円。実質負担は60万円となります。

60万円で家全体の窓に内窓を設置できた訳ですから、私としてはかなりお得な補助金を活用できたと満足しております。国も電力消費や健康被害(ヒートショック）の観点から既存住宅の断熱化に力を注いでおり、この度の先進的窓リノベ事業も大きな予算がついた次第です。

そして最も大切なお施主様のお声ですが、冷暖房の効きが全く異なり良くなった。結露も8割ほど抑制できているので、この冬もしばらく様子を見ます。外の騒音も聞こえづらくない遮音性も高くなったと感じています。

と、喜んで頂いているお言葉を賜りました。

夏以降、補助金の申込みが殺到し全国的に内窓の在庫がなくなったという報道もあり、補助金枠と在庫の様子を伺う営業スタイルが定着してしまい年末にかけても予算が残る結果となりました。お客様からのご要望を賜った時点で補助金申請が確定できる流れになっていれば、この点はもっと改善されたのでしょうが、空売りのように申請ばかりしてキャンセルするということにも繋がりかねないので、難しいところですね。

そうしたなか、2024年も同様の補助金が活用できる旨が早々に発表されていますので、まだご存じない皆さまにも届くと嬉しいです。

ぜひ、健康のためにも積極的に補助金を活用し住環境を改善されることをお勧めいたします。