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【関市平賀】耐震等級3 重量木骨の家 基礎工事の始まり

関市 注文住宅 平賀の家、今週から基礎工事に着手しています。

このたびの、関市 注文住宅 平賀の家 K様邸は、

地震への備えを第一に考え、

耐震構法SE構法を採用した建物となっており、

構造躯体のみならず【基礎】も【構造計算】を実施しているのが特徴です。

家を建てる前の敷地においては、まず地盤調査を行います。

調査の判定によっては地盤を強くする地盤改良工事を行いますが、

今回の敷地の地盤においては改良工事を必要としない強さがありました。

そして、先ほども述べましたが、

基礎も構造計算を実施する点が、【一般工法】と【耐震構法SE構法】との大きな違い。

上部構造から基礎構造へ作用する力の分布を明確に算出することができるので、

基礎も【FEM(有限要素法)解析】を行うことで、

上部構造に適した基礎の計画が可能となります。

建物の【接地圧】(上部構造の重量+基礎の重量)と、

地盤の強さを表す【地耐力】とを比べた場合、

【地耐力】が上回る必要があります。

耐震構法SE構法では、この【地耐力】の基準を満たし、

基礎を含めた建物の安全性を計算しています。

関市 注文住宅 平賀の家 基礎工事の様子

【地耐力】の次は、【耐圧版】。

【耐圧版】は、建物荷重と同じ圧力を地面から受けます。

地盤から均等に力が押されるのではなく、

小さなバネが複数あると仮定するため、

力のかかり具合によっては【耐圧版】に歪みが生じます。

【耐圧版】が弱いと、ひび割れが生じることもあるため、

その厚さや鉄筋の太さを適切に設計することが重要です。

と、ここまでは耐震構法SE構法の基礎についてご説明いたしましたが、

これはあくまで机上の話し。

いくら精度の高い構造計算を実施したところで、

現場での施工が仕様書通りに行われなければ安全とは言えません。

最後は人の手に懸かっている、職人さんと現場監督、検査員さん。

イエイエでは、

いつも丁寧な仕事を施してくれる頼れる基礎屋さんがいます。

本当に感謝ですよね。

ご家族を育む大切な住まい。

こうして様々な職人さんたちの協力を得ながら共につくり上げていきます。

建物の土台となる大事な基礎工事。

順調に進んでいます。

ずっと、もっと、すきになる。

関市 注文住宅 イエイエ

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