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あれから12年 東日本大震災 風化させてはいけない

2023.03.13 日記・つぶやき written by 宮部英門

3月11日、当日はTV各局も特番を設け

東日本大震災についての過去、現在を伝えていました。

はやいもので、あれから12年。

未だ多くの行方不明者が残り、

仮住まい生活、避難生活を続ける多くの方々。

その深い悲しみや様々な想いは、

私のような者には到底計り知ることは困難であり、

安易な言葉をかけることも躊躇します。

下写真は、

震災発生後の5月に岩手県へボランティアに行った際のもの。

東日本大震災 東北ボランティア①
東日本大震災 東北ボランティア②
東日本大震災 東北ボランティア③
東日本大震災 東北ボランティア④
東日本大震災 東北ボランティア⑤

ここにまちがあった。

そう言われてもピンとこないほど、

見渡す限り瓦礫のみが残る景色。

鉄骨造建物の4階まで津波が達したという。

見上げる高さまで、、、

想像をはるかに超えるスケールに逆に現実味が遠ざかる。

住宅の基礎が並ぶ情景に、

ここに家が建っていたんだと改めて認識する。

圧倒的な自然のちから。

私たち人間が抗えるレベルではない。

自然の中で生かされてることを切に痛感しました。

あれから12年。

皆さん、いかがでしょうか。

大災害への備え、実践していますか。

未曾有の大災害、

私はなんだか風化しているように感じています。

それは、1月17日の阪神淡路大震災への関心を見ても感じることです。

確かに経験していないので無理もないことなのですが、

自然災害はいつ起こるかわかりません。

日常からの備えが大切です。

上写真⑤は、遠野市のボラセンとなった体育館で就寝した際の寝袋。

床に遮熱シートを敷きその上に寝転びました。

そして、深夜にズドンと大きな揺れの余震。

「やばい、どこに逃げればいいんだ」

と大きな焦りを感じたことを今でも鮮明に記憶しています。

また大きな余震が起こってもおかしくない現地へ来ているのに、

準備、心構えが足りていないと猛省しました。

常日頃から毎日心がけをすることは難しいかもしれませんが、

こうした自然災害をとらえる機会を貴重に考え、

気持ちを新たにすることも重要だと考えます。

また、当たり前のことなのですが、

自分の命は自分で守るということです。

南海トラフ巨大地震。

間違いなく近い将来に発生します。

建設に携わる者として、

許容応力度計算による「耐震等級3」を標準に。

壁量計算による耐震等級3には不安が残ります。

そのことをお伝えして、

災害を風化させないよう今後も微力ながら発信して参ります。

ずっと、もっと、すきになる。

関市注文住宅 イエイエ

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