ミヤベブログ
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あれから12年 東日本大震災 風化させてはいけない
3月11日、当日はTV各局も特番を設け
東日本大震災についての過去、現在を伝えていました。
はやいもので、あれから12年。
未だ多くの行方不明者が残り、
仮住まい生活、避難生活を続ける多くの方々。
その深い悲しみや様々な想いは、
私のような者には到底計り知ることは困難であり、
安易な言葉をかけることも躊躇します。
下写真は、
震災発生後の5月に岩手県へボランティアに行った際のもの。
ここにまちがあった。
そう言われてもピンとこないほど、
見渡す限り瓦礫のみが残る景色。
鉄骨造建物の4階まで津波が達したという。
見上げる高さまで、、、
想像をはるかに超えるスケールに逆に現実味が遠ざかる。
住宅の基礎が並ぶ情景に、
ここに家が建っていたんだと改めて認識する。
圧倒的な自然のちから。
私たち人間が抗えるレベルではない。
自然の中で生かされてることを切に痛感しました。
あれから12年。
皆さん、いかがでしょうか。
大災害への備え、実践していますか。
未曾有の大災害、
私はなんだか風化しているように感じています。
それは、1月17日の阪神淡路大震災への関心を見ても感じることです。
確かに経験していないので無理もないことなのですが、
自然災害はいつ起こるかわかりません。
日常からの備えが大切です。
上写真⑤は、遠野市のボラセンとなった体育館で就寝した際の寝袋。
床に遮熱シートを敷きその上に寝転びました。
そして、深夜にズドンと大きな揺れの余震。
「やばい、どこに逃げればいいんだ」
と大きな焦りを感じたことを今でも鮮明に記憶しています。
また大きな余震が起こってもおかしくない現地へ来ているのに、
準備、心構えが足りていないと猛省しました。
常日頃から毎日心がけをすることは難しいかもしれませんが、
こうした自然災害をとらえる機会を貴重に考え、
気持ちを新たにすることも重要だと考えます。
また、当たり前のことなのですが、
自分の命は自分で守るということです。
南海トラフ巨大地震。
間違いなく近い将来に発生します。
建設に携わる者として、
許容応力度計算による「耐震等級3」を標準に。
壁量計算による耐震等級3には不安が残ります。
そのことをお伝えして、
災害を風化させないよう今後も微力ながら発信して参ります。
ずっと、もっと、すきになる。
関市注文住宅 イエイエ
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