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【関市】注文住宅のメンテナンス 建具手掛けの塗装剥がれについて

関市 注文住宅 側島の家 

太陽光パネルを搭載したZEH(ゼロエネルギー)住宅

定期点検時、

お引き渡しから1年も経過していないのに、

「制作建具の手掛けの塗装がはがれています。」とご指摘を賜りました。

お伺いして状況を確認した際に撮影した写真(下)

制作建具 手掛けの黒色塗装がはがれている写真

ナラの突板で制作した質感高い落ち着きのある建具。

手掛けは真鍮の型押しに黒色の塗装を施したものを採用。

この塗装を施した手掛けにおいて、

通常のご使用、数ヶ月でこのような状況になってしまいました。

塗装ものなので、いつかは塗装のはがれに直面するものですが、

さすがに数ヶ月でのはがれはメーカーの品質不足では。

手掛けを製造したメーカーに確認したところ、

品質の不良を認めていただいたので、

お住まいの建具に使用した全ての手掛けについて

新しい商品と交換する運びに。

ついては、

建具職人さんに交換作業をご協力いただき、

誠に感謝申し上げます。

ありがとうございます。

ナラの突板を用いた制作建具 真鍮シルバー色手掛け

先ほどの写真とは場所が異なりますが、

今回は塗装落ちの可能性が低いシルバー色にて。

お施主様にもご確認のうえ承諾を賜りました。

建具14枚、表裏面で28個

黒色 → シルバー色へと交換させていただきました。

今回の手掛け以外、

樹脂製の手掛けを採用すれば、

塗装はがれや塗装落ちが生じる事はないでしょう。

しかし、真鍮型押しよりも製品の厚みがあり格好が悪い。

木製の手掛けを採用すれば、

手に引っかかる段差が浅く使いづらい、

木製なので衝撃に弱く割れやすい。

といった具合に、

全てをカバーできるパーフェクトな商品というものは

世の中に意外となかったりします。

何千万円という大きな金額の住まいではありますが、

こうした些細な箇所においても

しっかりと考えたうえで商品選びを行なってますし、

お住まいのお施主様におかれては凄く気になると思います。

家は建てて終わり。

売って終わり。

ではないところが、

この仕事の面白さでもあります。

十人十色、

いろいろな暮らし方があり、

いろいろな使い方があります。

そしてそれらはまた、

ご家族の成長に合わせて変化していきます。

そうした皆さまの暮らしに寄り添い見届けることができる、

何とも言えない充実感と言えるでしょう。

私たちイエイエは、

ハウスメーカーでもなく、ビルダーでもなく、住宅メーカーでもない。

まちの地域工務店です。

お住まいや事業所においての些細なお困りごとを解決できる。

そうした身近な存在の建築屋でもありますし、

未来にわたり後悔しない

高性能な住まいをご提案できる工務店でもあります。

何はともあれ、

ご心配を抱いてみえたお施主様がほっとされたこと。

スムーズに無事交換作業を行えて本当によかったです。

また近くお伺いさせていただきます。

ずっと、もっと、すきになる。

関市注文住宅 イエイエ

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